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    プラシド・ドミンゴ・リサイタル

    プラシド・ドミンゴ・リサイタル

    伝説のテノール歌手プラシド・ドミンゴと、永遠の舞台アレーナ・ディ・ヴェローナほど、演奏家と会場の完璧な組み合わせはないと言えるでしょう。類まれな才能と個性、そして魅力を備えたスペイン生まれのこのスターは、1959年のデビュー以来、オペラの世界で常に存在感を示してきました。半世紀以上経った今、「プラシド・ドミンゴ」という名前は、多才、芸術性、変わらぬ人気の代名詞となっています。アレーナ・ディ・ヴェローナの舞台で、ドミンゴは彼の素晴らしいキャリアを代表するアリアの数々を蘇らせます。また、「三大テノール」として知られる故ルチャーノ・パヴァロッティとホセ・カレーラスとの有名なコラボレーションにもオマージュを捧げ、その人気ツアーのレパートリーなどもお送りします。チケットには、リサイタルだけでなく、ミニ列車でヴェローナの歴史に触れる観光ツアーも含まれています。このお得なパッケージを、ぜひお楽しみください。

    ドミンゴが、テノールあるいはバリトンで演じたレパートリーは150以上にのぼり、どれも人気のある役柄です。ドミンゴは、両親が叙情あふれるドラマで有名なスペイン独自の音楽劇、サルスエラの歌手であったことから、幼少期から音楽と演奏の世界に身を置いていました。父と母が前夜に演奏するのを聞いて覚えた歌を再現するなど、小さい頃から音楽の才能を発揮していました。初舞台は、ユカタン州でのコンサートで、母親のピアノ伴奏をしたことでした。その後、サルスエラでバリトンを務めた後、1959年にヴェルディの「リゴレット」で初めて本格的なオペラに出演しました。1961年には、ヴェルディの代表作「椿姫」のアルフレードで初めて主役を演じ、それ以来、オペラ界に旋風を巻き起こし、テノールとしてのレパートリーを増やしていきました。ドミンゴは、イタリアやフランスの伝統的なオペラの領域にとどまらず、ドイツ、ロシア、イギリスの作品にも挑戦し、そのキャリアを重ねていきました。アレーナ・ディ・ヴェローナでのプラシド・ドミンゴのリサイタルは、さまざまな音楽で彩られ、現在のオペラ界で最も優れた芸術家の一人を讃えます。

    チケットには、リサイタルのほか、アレーナ向かいのブラ広場から30分おきに出発するミニ観光列車、「トレニーノ」の乗車券が含まれています。ツアーは公演当日、あるいは前日か翌日にご利用可能で、ヴェローナの人気のもとであるユニークな歴史的名所を回ります。ローマ時代の建造物、中世の城や教会、修道院、アディジェ川岸からの息を呑むような景色など、ヴェローナならではの観光スポットがコンパクトにまとまっており、エキサイティングなルートとなっています。プラシド・ドミンゴのスケールの大きなパーソナリティと、千年の時を経てきた「愛の町」は、まさに最高の組み合わせです。




    image Arena di Verona / Per gentile concessione Fondazione Arena di Verona / Foto Tabocchini Gironella