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    イル・カンピエッロ、E. ヴォルフ=フェラーリ

    イル・カンピエッロ、E. ヴォルフ=フェラーリ

    エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ作のオペラ「イル・カンピエッロ」が、美しい装飾で有名なヴェローナのフィラルモニコ劇場で上演されます。3幕ものオペラで、イタリア語のタイトルの意味は「小さな広場」。海外ではそれほど知られていないようですが、イタリア・オペラの主要作品です。フィラルモニコ劇場のこの公演で、ヴォルフ=フェラーリのファンも一般的な音楽ファンも、最高の喜劇「イル・カンピエッロ」をお楽しみいただけます。コメディア・リリカ、即ち叙情喜劇と呼ばれるジャンルに属し、1936年2月11日にミラノのスカラ座で初演されました。

    1876年生まれのヴォルフ=フェラーリは喜歌劇で知られ、「イル・カンピエッロ」は晩年の作品です。このオペラの台本作家はマリオ・ギザルベルティで、ヴェネツィア出身の劇作家カルロ・ゴルドーニによる18世紀のカーニバルの物語を脚色しました。舞台はヴェネツィアで、ヴォルフ=フェラーリはローマ、そしてミュンヘンで芸術を学ぶ前にここで育ちました。登場人物は、カンピエッロと呼ばれるヴェネツィアの小さな広場の住人たち。こうした広場は、通常、建物や水路に囲まれています。登場人物の多くが誇張して描かれていますが、これはヴォルフ=フェラーリが故郷の町の地区に対して抱いていた見方を反映しているのでしょう。ほとんどのパートは地元のヴェネツィア方言で書かれていますが、伝統的なナポリの言葉の役も2つあります。

    ストーリーは広場の民宿に滞在するバリトン役のアストルフィを中心に展開します。近所に住む女性たちはアストルフィをそっと観察し、自分や自分の娘の結婚相手にふさわしいかもしれないと考えています。特に3人の若い女性、ルシエータ、ニエーゼ、ガスパリーナは、その時々の状況や母親の要求によって、アストルフィを避けようとしたり、惹きつけようとしたりします。3人はいずれもソプラノが演じます。ドナ・パスクアとドナ・カーテという2人の未亡人が、娘たちの恋にちょっかいを出します。コミカルな効果をねらって、どちらの役もテノールの男性が歌っています。

    ヴェローナのフィラルモニコ劇場は、イタリア・コミック・オペラの代表作品「イル・カンピエッロ」の公演に最適。20世紀初頭のイタリア・オペラの真髄をお楽しみください。