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Palazzo Barbarigo-Minotto


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ムジカ・ア・パラッツォ 「セヴィリアの理髪師」

ムジカ・ア・パラッツォ 「セヴィリアの理髪師」

ムジカ・ア・パラッツォは、観客を中心に置き、オペラのセンターステージとも言える形式の公演を行っています。歌手をはじめとするアーティストたちが世界でも有数のオペラをお届けするのは、劇場ではなく見事なバルバリゴ・ミノット宮殿。ヴェネツィアのカナルグランデのほとりに位置し、素晴らしいバロック様式のデザインと装飾で知られています。

ジョアキーノ・ロッシーニ自身、自分のロングセラー作品「セヴィリアの理髪師」が、これほどりっぱなセッティングで演奏されることは考えていなかったかもしれません。この作品は、1816年2月16日、アルジェンティーナ劇場で初演されましたが、17世紀を舞台にしています。会場のバルバリゴ・ミノット宮殿は、15世紀のゴシック様式ミノット宮殿と、18世紀のバルバリゴ宮殿を組み合わせたもので、ロッシーニのオペラの登場人物にはぴったりの雰囲気を醸し出しています。

宮殿は、フィガロのストーリーにも完全にマッチしています。フィガロは、大胆にも美しいロジーナの愛を勝ち取ろうとするアルマヴィーヴァ伯爵の手助けをしています。フィガロと伯爵は、ロジーナの嫉妬深い後見人バルトロと不審な音楽教師バジリオの周りに、わなを張り巡らせます。アルマヴィーヴァが次々と変装を変え、彼とフィガロの策略がより複雑になるにつれて、会場の皆様は、バルトロとバジリオと同じように追跡に巻き込まれ、部屋から部屋へと移動するにつれてドラマが展開します。

伯爵とフィガロは、不幸なバルトロより一枚上手。バルトロは、最後はバジリオにさえ頼ることができず、死の床で、ロジーナとアルマヴィーヴァの結婚契約にサインをすることに同意します。

このストーリーを、アーティストが皆様のすぐ近くで演奏します。思わず、アルマヴィーヴァ、フィガロ、ロジーナに、バルトロとバジリオに気をつけるよう警告したくなるかもしれません。

これまでに見たことも聞いたこともない、新しい「セビリアの理髪師」です。オペラ・ブッファの傑作をこの特別公演でお楽しみください。




image The Barber of Seville / Musica a Palazzo