オペラ チケット イタリア

フェニーチェ劇場


Platea B, € 264
Platea A, € 240
Palco laterale-parapetto, € 180



リゴレット、G.ヴェルディ

リゴレット、G.ヴェルディ

自分がその犠牲者になるまで、腐敗した不道徳な体制にどのぐらい耐えられるでしょうか。ジュゼッペ・ヴェルディの「リゴレット」は、ダブルスタンダードがどれほど危険か、悪が一体何をなしうるかを探り、時代を越えた人気作品になっています。1851年3月11日、ヴェネチアのフェニーチェ劇場での初演は大成功で、今日にいたるまで世界中の新しい世代を惹きつけ続けています。今シーズン、この「リゴレット」が「ふるさと」フェニーチェ劇場で再演されます。そのテーマと衝撃的な展開は、現代も色褪せていません。

台本作家フランチェスコ・マリア・ピアーヴェは、フランスの作家ビクトル・ユーゴーの不遜な戯曲「王は愉しむ」をもとに台本を書きました。ヴェルディとピアーヴェは、この作品が検閲によって、反王党派だという理由で上演禁止になる前のただ1回だけの公演を見たのでした。二人は検閲の厳しい審査に合格するため、さまざまな方法でテキストを調整しなければなりませんでした。王様の代わりは女性を惹きつけるマントヴァ公爵であり、彼のせむしの道化師であるリゴレットはアンチヒーローです。リゴレットは、主人の公爵が、宮廷の女性を次々とものにし、機会をとらえては夫や父親をあざ笑っているのを、面白そうに眺めています。

リゴレットは、仕事場では、人々の心の傷を嘲笑する辛辣なおどけものですが、家では、一人娘ジルダに惜しみなく愛と保護を与える父親。ダブルスタンダードに苦しみながらも、娘だけは、腐敗した宮廷に染まらせないよう育てています。もちろん、公爵が可憐なジルダに目をつけ、手を出そうとするのは、時間の問題。しかし、この放蕩癖は、後戻りできない悲劇を次々と引き起こしました。最後に、道化師リゴレットはまだ笑っていることができるのでしょうか。

台本「リゴレット」の魅力的なストーリーと数々の陰謀から、ヴェルディはインスピレーションを受け、ストーリーの緊張観と意外な発展を表現する前衛的な音楽を生み出しました。ヴェルディの代表作となった、マントヴァ公爵のアリア「女は気まぐれ La donna è mobile」など多くの素晴らしいソロとアンサンブルをお楽しみください。




image Gran Teatro La Fenice / Fondazione Teatro La Fenice, Michele Crosera