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Teatro dell'Opera di Roma


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シチリアの晩鐘、G.ヴェルディ

シチリアの晩鐘、G.ヴェルディ

パリで書かれた作品の多くと同様、ジュゼッペ・ヴェルディは「シチリアの晩鐘」の作曲にあたり、いくつもの困難に出会いました。しかし、それにも負けず、ヴェルディは粘り強く、数年にわたって努力を続けた結果、この作品は1855年6月13日にパリのオペラ座で初演されました。「リゴレット」や「イル・トロヴァトーレ」などの初期の傑作で、積極的になっていたヴェルディは、もう一度フランスのグランド・オペラにチャレンジし、魅力的な5幕ものの作品を生み出したのです。 今回、この作品が、イタリアの首都ローマオペラ座の舞台を飾ります。13世紀後半のシチリアの晩鐘という主題と、ヴェルディの音楽による、この珠玉のオペラをお楽しみください。

ヴェルディは、「シチリアの晩鐘」で、グランド・オペラというジャンルに戻ろうと考えていました。グランド・オペラは、フランスが発明した特別な形式で、実験的、革新的な長時間のパフォーマンスを特徴とします。ヴェルディは、イタリア人である誇りを持って、シチリアの反逆者が1282年にフランスの占領に打倒した史実にテーマを求めました。台本は、ウジェーヌ・スクリーブとシャルル・デュヴェイリエにより、もともとドニゼッティのために書かれた「アルバ公爵」をもとにしています。ヴェルディが、ストーリーや登場人物について、多くの修正を求め、その結果初演されたこの作品は、すぐにパリの観客の心をとらえました。イタリア統一後、1861年には、イタリア語版「I vespri siciliani (シチリアの晩鐘」」も作成されました。

この新しいグランド・オペラの作曲にあたり、ヴェルディは新しい音楽の新境地を切り開きました。登場人物のさまざまな感情を伝えるため、伝統にとらわれない、さらに広く親しまれるような音楽を使いました。メロディーも新しいもので、より複雑なリズムが輝いています。この作品が今回、コスタンツィ劇場で公演されます。ヴェルディの新しい試みをどうぞお楽しみください。




image Римский оперный театр / Silvia Lelli / Teatro dell'Opera di Roma