オペラ チケット イタリア

Teatro dell'Opera di Roma


III (Poltrone di Platea), € 180



清教徒、V.ベッリーニ

清教徒、V.ベッリーニ

ヴィンチェンツォ・ベッリーニは33歳という若さでこの世を去りましたが、数々の素晴らしいオペラを残しています。「清教徒」は彼の最後の傑作で、1835年1月24日にパリのテアトル・イタリエンで初演され、パリの観客はこの作品に盛大な拍手を送りました。ベッリーニは同じ年の末に亡くなり、この作品は最後の大成功作となってしまいました。今シーズン、ローマ・オペラ座ではこの「清教徒」が公演されます。政治的陰謀とスピード感のある展開をお楽しみください。

1833年の夏、旅行中にほんの少し立ち寄ったパリで、ベッリーニはその魅力に取りつかれ、予定よりも1年以上長く滞在しました。ヨーロッパの大都会のサロン文化や音楽イベントの多さが、好奇心旺盛で社交的な彼の性格に合っていたのです。1834年初頭、テアトル・イタリアンから依頼を受けたベッリーニは、すぐにカルロ・ペーポリ伯爵に、ジャック・フランソワ・アンスローとジョゼフ・グザヴィエ・サンティーヌの「Têtes Rondes et Cavaliers(議会党派と王党派)」をオペラの台本にするよう頼みました。これまで台本を書いたことがなかったペーポリにとってこの仕事は難しく、ベッリーニは「清教徒」の音楽の他に、テキストについてもかなりの仕事を手がけました。制作の過程はこのように困難なものでしたが、ベッリーニはそれを乗り越え、大きな成功を収めたのです。

「清教徒」は、17世紀のイングランド内戦、清教徒と王党派の衝突を題材にしています。この政治的な争いの中で、王党派のアルトゥーロ・タルボ卿、清教徒のリッカルド・フォース卿、そしてグアルティエーロ・ヴァルトン卿の娘エルヴィラの3人の愛情の物語が展開します。政治的、個人的な野心をぶつけ合い、エルヴィラの心を品物として売買するかのような男たちの中で、彼女は激しい反乱によりたった一つの真実の愛と引き離されたと考え、徐々に心のバランスを失っていきます。ベッリーニの音楽とペーポリの詩は、特にベッリーニが他の作品では見せることのなかった強い政治的主張を示しています。ローマのコスタンツィ劇場では、数は少なくとも力強いベッリーニの作品の中から、この例外的とも言える作品を今シーズン公演します。




image Римский оперный театр / Silvia Lelli / Teatro dell'Opera di Roma