オペラ チケット イタリア




    バウシュ/ベジャール/ウィールドン

    バウシュ/ベジャール/ウィールドン

    古代ローマ遺跡、カラカラ浴場で、バレエの3本立てイベント「バウシュ/ベジャール/ウィールドン」が開催されます。クリストファー・ウィールドン、モーリス・ベジャール、ピナ・バウシュの振付作品がの、独自のスタイルと音楽的枠組みをお楽しみください。公演するのは、ローマ歌劇場のオーケストラとバレエ団で、エツィオ・ボッソ、アントニオ・ヴィヴァルディ、モーリス・ラヴェル、イーゴリ・ストラヴィンスキーらの音楽にのせたバレエが披露されます。

    まず初めに、ボッソとヴィヴァルディの音楽で、イギリスのコンテンポラリーバレエ振付家、ウィールドンの作品「Within the Golden Hour」が公演されます。古典的なテクニックの中にさまざまなダンスフォームを統合することで、この作品に新しい何かを生み出しています。簡潔な7つの楽章に分かれており、音楽からインスピレーションを得た一連のスケッチのような作品です。全く異なる時代の2人のイタリア人作曲家に対する彼の解釈から、時にそのメロディーとともに流れ、またある時は、より断片的なヴィジョンが生まれています。2008年4月22日、サンフランシスコの戦争記念オペラハウスで初演されました。

    ベジャールの「ボレロ」は、フランスの作曲家ラヴェルが晩年に作曲した代表作のバレエ音楽に振り付けられた作品です。曲は、ロシアのダンサーでプロデューサーであったイダ・ルービンシュタインがラヴェルに依頼しました。世界初演は1928年11月22日、パリのオペラ座で行われました。その後はコンサート曲として人気を博していましたが、1960年代にベジャールによってバレエ化され、高い評価を得ました。バレエの初演は1961年1月10日、ブリュッセルの王立モネ劇場で行われました。「La Mélodie」では、男女両方のダンサーが中心的役割を演じていますが、ベジャールはボレロの特徴的なリズムを男性ダンサーで表現しました。

    時を経てなお強烈に輝くストラヴィンスキーの「春の祭典」のバレエが、この3本立てイベントの最後の作品です。バウシュのバレエは、1975年3月12日、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州のヴッパータラー・ビューネン歌劇場で初演されました。本能的な音楽に忠実なヴィジョンを持った作品で、ストラヴィンスキーの示唆する人生の葛藤をダンスを通して探求しています。儀式の生け贄に選ばれた少女は、迷信と女性差別という根底にあるテーマから浮き彫りにさせています。少女は物語の中心に置かれ、観客に、犠牲者としての彼女の視点から物語を理解させてくれます。




    image Terme di Caracalla / Photo by C.M. Falsini