オペラ チケット イタリア

St. Mark's Anglican Church


I, € 59



新年を迎える愛のデュエット

新年を迎える愛のデュエット

「ああ、恋人の夜の声音は白銀の鈴のようにやさしく、甘い調べが優しく耳に響く(『ロミオとジュリエット』より)」。フィレンツェは、薄暗い紫色の光、キャンティワイン、石畳の道など、世界で最も雰囲気のある街のひとつ。このロマンチックな街で年越しをするには、フィレンツェの美しい聖マルコ英国国教教会で行われる特別なコンサート「新年を迎える愛のデュエット」がおすすめです。12月31日、オペラの名場面から夢のようなピアノ独奏曲まで、よく知られたロマンチックなクラシック音楽を2時間お楽しみください。最高の年越しとなることでしょう。

聖マルコ英国国教会の建物は、それ自体が非常に特別な会場です。もともと15世紀に建てられた宮殿であったこの教会は音響が素晴らしく、この特別コンサートのためのピアノのシンプルアレンジの伴奏が、テノールとソプラノをいっそう引き立てます。教会に飾られたラファエル前派の作品を見ながら、愛され続けるメロディーの響きをお楽しみください。また、アーティストたちが目の前で演奏するという会場のコージーさも、忘れられない体験となることでしょう。コンサートでは、長い間、世界の感動をほしいままにした有名なソロ・アリアとデュエットが演奏されます。

「新年を迎える愛のデュエット」は、クラシック音楽文化のハイライトを巡る旅。午後9時に始まります。「ラ・ボエーム」の「O soave fanciulla 愛らしい乙女よ」の胸にしみるメロディーに心を奪われ、「トゥーランドット」のアリア「Nessun dorma だれも寝てはならぬ」でうっとり、そして人々に親しまれている「椿姫」の二重唱「Libiamo ne'lieti calici 乾杯の歌」で気分は最高潮に。モーツァルトの「魔笛」より「夜の女王」のアリアでは、ドラマチックな喜びを、ドビュッシーのピアノ曲「月の光」では、夏の夜のそよ風に身を委ねる甘美なロマンティシズムをお楽しみください。さらに、イタリアらしさを満喫するには、ナポリの名曲「フニクリ、フニクラ」。休憩時間にはプロセッコで1年を締めくくる乾杯をしましょう。