オペラ チケット イタリア

Teatro del Maggio Musicale Fiorentino


Platea 1, € 120
Platea 2, € 96
Platea 3, € 78
Platea 4, € 60



リゴレット、G.ヴェルディ

リゴレット、G.ヴェルディ

「絶対権力は絶対に破壊を招く」 - この考えは、19世紀のヨーロッパ全体に山火事のように広がり、当時の不穏な社会情勢に影響を与えました。ジュゼッペ・ヴェルディの「リゴレット」はその概念を美しく、そして鋭く示しています。この作品は、マントヴァ公爵の退廃した道徳観によって堕落した宮廷を舞台にしています。飽くなき欲望にとりつかれている公爵は、多くの貴族の夫人や令嬢と関係を持ちます。それに対して声を上げた貴族は、すぐに刑務所に入れられてしまいます。

公爵の放蕩が繰り返され、宮廷のせむしの道化師リゴレットは、公爵の欲望の犠牲者たちを無慈悲にも嘲笑しています。しかし、リゴレットは、無礼な毒舌、きつい下品なユーモアとは対照的に、ひとり娘ギルダに対して深い愛情を持っており、腐敗した宮廷から娘を保護しようと努力しています。公爵は貧乏な学生だと偽り、ギルダに近づきます。彼が本当は誰かを知ってからも、純粋な気持ちで夢中になっているギルダ。リゴレットは悩みます。

成り行きに怯えたリゴレットは、暗殺者スパラフチーレと彼の妹マッダレーナの助けを借りて公爵に罠をかけようとします。ギルダは公爵がマッダレーナと浮気をしているのも見ますが、それでも彼への愛はさめません。そして、リゴレットの公爵殺害の計画を知り、公爵を救うため、自分の命を犠牲にします。

「リゴレット」の台本は当時物議を醸し、一度しか公演されなかった、ビクトル・ユゴーの演劇「Le Rois s'amuse王は愉しむ」に基づいています。ユゴーの作品の素晴らしさを感じたジュゼッペ・ヴェルディと彼のお気に入りの台本作家フランチェスコ・マリア・ピアーヴェは、強い政治的および道徳的メッセージを保ちながらも検閲にひっかからないよう、手を加えました。 1851年3月11日にヴェネツィアのフェニーチェ劇場で行われた初演は大成功で、「リゴレット」は瞬く間にヴェルディの代表作となりました。

音楽的に見ると、「リゴレット」はヴェルディの最高作品と言えます。人の心をつかむメロディーが次々と続き、オーケストラの音楽がストーリーの展開に合わせて、緊張感の変化を表します。公爵のアリア「女は気まぐれ La donna e mobile」はヴェルディの代表作ですが、同時に感情を込めた四重唱「美しい愛らしい娘よ Bella figlia dell' amore」も注目に値します。今シーズン、このヴェルディの傑作「リゴレット」が、フィレンツェのTeatro Maggio Musicale Fiorentinoで公演されます。




image Teatro del Maggio Fiorentino / Michele Monasta