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プッチーニのハイライト90分

プッチーニのハイライト90分

ジャコモ・プッチーニの人生と芸術は、1世紀以上にわたってオペラファンの注目の的でした。「トスカ」「ラ・ボエーム」「蝶々夫人」「トゥーランドット」といった不朽の名作を生み出したプッチーニを、作曲家という側面から、また人としてじっくり見てみるのは、興味深いことにちがいありません。フィレンツェの聖マルコ聖公会教会で行われるコンサート「プッチーニのハイライト90分」は、それだけではありません。ソプラノ、テノール、バリトンがピアノ伴奏で、プッチーニの代表作のアリアやデュエットを、役柄にふさわしい衣裳で披露するのです。演奏の合間には、ナレーターが音楽作品とプッチーニの生涯を重ね合わせてご案内します。フィレンツェの中心部にある由緒正しい聖公会教会で、人生と芸術の興味深い組み合わせをどうぞお楽しみください。

「プッチーニのハイライト」は、1880年代半ばから始まります。最初の舞台作品「妖精ヴィッリ」や、評価も低く商業的にも失敗した「エドガール」など、ヒットと失敗を繰り返した後、プッチーニは、1893年、30代で「マノン・レスコー」を発表し、最初の成功を収めました。これを第1作として、その後、悲劇のヒロインを主人公とするヒット作シリーズが続きます。1896年の「ラ・ボエーム」はさらに大きな成功を収め、ロドルフォとミミの悲恋に今なお世界中の人々が涙しています。1900年代に入って発表された「トスカ」は、最も成功した作品のひとつであり、これによりヴェリズモが確立されました。ヴェリズモは、ストーリーと舞台上で起こる出来事の超リアルな展開を特徴とし、後にプッチーニの作風となりました。次作「蝶々夫人」は、プッチーニが自動車事故で瀕死の重傷を負ったため、完成と初演が延期されましたが、初めて極東を舞台にした代表作になりました。そして、未完の作品「トゥーランドット」が、彼の最後の作品となりました。

「プッチーニのハイライト90分」では、そのタイトルどおり、プッチーニの素晴らしいアリアの数々をお届けします。ピアノと声楽のための親しみやすいアレンジで、プッチーニの作曲の才能が新しい光で輝き、史実とプッチーニの人生を知ることで、作品の効果とインパクトはますます深まります。フィレンツェの聖マルコ教会で、このイタリア・オペラの巨匠のユニークな作品をお楽しみください。