大晦日オペラ・ガラコンサート

行く年に別れを告げるためのフィレンツェ旅行はすでにステキですが、年越しという特別な機会を祝うのに、さらにセレブな方法があります。聖モナカ教会で開催される大晦日のオペラ・ガラは、特別な雰囲気の会場で、クラシック音楽の世界へと皆様をいざないます。ピアニスト、デイヴィッド・ボルドリーニの伴奏で、Italian Opera Florence の才能豊かな歌手たちの歌声に、時代を超えたメロディーの翼でしばしの旅はいかがでしょうか。時計が深夜0時を打つと、乾杯で新年を迎えます。そして、クラシック曲を何曲かお聞きいただき、コンサートは幕を閉じます。
この大晦日のオペラ・ガラでは、名曲の数々を間近でお聞きいただきます。ピアノと声楽のためのミニマルなアレンジで、アリアやデュエットが通常のオーケストラの華やかさとはまったく異なる方法で生き生きとよみがえります。ジャコモ・プッチーニの「ラ・ボエーム」や「トスカ」、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの「フィガロの結婚」や「ドン・ジョヴァンニ」、ジョアキーノ・ロッシーニの「セヴィリャの理髪師」、ジュゼッペ・ヴェルディの「椿姫」など、コミックやドラマチックなオペラの代表作をお楽しみください。
これらの美しいメロディーは、フィレンツェの町の中心にある聖モナカ教会で、さらに輝きを増して響きます。ルネッサンス建築のこの教会は、将来を明るく見据えていた創造的な当時の雰囲気と輝きを保ち、その独特の雰囲気が曲によくマッチして、他では見られないクラシックコンサートを実現しています。聖モナカ教会では、いろいろな音楽公演が行われていますが、大晦日のオペラ・ガラコンサートは、間違いなくこのシーズンのハイライトとなるでしょう。室内楽形式のクラシックコンサートでも、音楽家の才能と会場の由緒ある建築の魅力のおかげで、スケールの大きい特別な雰囲気を味わっていただけます。このパーフェクトとも言えるコンサートで、フィレンツェでの新年をお迎えください。